理学療法実習の変化

2019年5月24日

理学療法士の資格を取得するうえでの最終難関が国家試験以外に、「臨床実習」だと私は思います。私も学生の時には大変つらい経験をした思いがあります。

今回はこの「実習に関すること」をテーマにして書いていこうと思います。

そもそも理学療法の臨床実習は、長いもので6週間~10週間と養成校によって異なります。その期間においては病院や施設等にて、学生自身が臨床での経験を積んでいく必要があるのです。その実習の方法については、特に規定はなく病院や施設に委ねられているのが現状でした。

私が学生の頃には、今とは異なる仕組みで実習が進められていました。その当時は、臨床のレポートを書くことが、どの実習でも優先的に進められていた時代でもあったわけです。私自身も長期の実習(10週間)で、3日間連続して徹夜して経験がおり、その間の睡眠時間は30~1時間という辛い思いをした経験があります。

その当時は、レポートを記載することが求められていた時代でもあったわけです。日中は臨床実習の業務、業務終了後はレポート記載とかなりハードな状況でした。レポートの記載については、A4用紙40枚前後だったと思います。これを毎回提出して、添削してもらい、翌日提出を繰り返していたのです。実際この期間の実習については、半分以上記憶に残っていないのです。

このような実習形態だったのですが、ある時より変化が起こることになりました。

この現状を国が取り上げて(2018年頃)、実習形態を変えるように努めなければならなくなったのです。1番大きな変更点は、臨床参加型臨床実習(クリニカル・クラーク・シップ)の導入する必要があることでした。

私が勤務している病院は、クリニカル・クラーク・シップ(以後、CCS)という形態で実習を行っていた為、そんなに大きく変える必要がなかったのですが、今までと同じように取り組んでいたところは大変だったと思います。このCCSはレポート指導を活用してもよいのですが、指導者と同じように業務に組み込んで(臨床への参加)実習を行わないといけないのです。

臨床の現場に参加する以上、コミュニケーションや対応力等も求められてくるため、その点なども指導する必要があるのです。

まだまだ把握していないこともありますが、しっかりとCCSを理解して取り組む必要があると思います。