リハビリの学生が実習で困ったら~ 実習に出る前1~

実習中の孤独さ

理学療法、作業療法、言語聴覚士の臨床実習では、学校側が契約した近隣の病院や施設に行って、実習を受けなければなりません。

学校側の取り決めにより変わりますが、だいたい一つの臨床実習で約6~10週間となっています。

それを前期と後期の2回、または前期、中期、後期の3回(6~7週と期間が短め)行わなければならないのです。

リハビリの学生においては、実習が始まるとその期間内で行なわれることについて、ほぼ自身で問題の解決を行っていかなければなりません。

同じ時期に、同じ学生がいると相談が出来るため、心強い味方となります。

しかし、ほとんどの場合は稀です。

職種が異なる学生がいても、実習においての相談があまり出来ないのです。

私自身もそうでしたが、相談するときは電話で同期に話しをして問題解決のヒントを得ていました。

相談した内容については、実習における環境や境遇が異なるため、そのままだと役に立たないことがほとんどです。

例えば、腰の痛い患者さんがいたとします。

その方の治療で「腰が良くなるアプローチはないか」と同期に電話等で相談しても、

その相談の答えとしては「ない」となるのです。

それはなぜかというと、

他に病気(既往歴)はないか?

腰はどんな状態(屈曲、伸展、回旋の制限はないの)?

まずアプローチしても良いのか?

などなど、ほかの要素が多くあるのです。

他の要素についても全て話せばいいのでは?と思うかもしれませんが、それ以上の深い話になると個人情報保護に引っかかってしまうので話しが出来ないのです。

なので、最終的には自身で考えて決めないといけないってことに繋がっていくのです。

つまり、実習期間中はほとんど自分独りで考えて行動していかなければなりません。

もちろん勝手に行動してはいけません。

そこには病院や施設など、社会としての常識が存在しています。

どうしても悩みごとがある場合には、スーパーバイザーやケースバイザーと言われる指導者が必ず付きそうはずです。

気になることがあればその方に様々な疑問をぶつけるようにして下さい。

ほとんどの指導者は一つの疑問に対して、5~10コ程度の答えを教えてくれるはずですから。